日時: 平成12年7月14日(金)・15日(土)
会場: 北陸 粟津温泉 おびし荘
石川県小松市井口町ホ55 (Tel:0761-65-1831)
テーマ:自然な発話の解析・理解・生成および音声対話システム
プログラム: [1日目] ●13:00-15:00 研究発表1 <音声理解> (1) 信頼度を組み込んだデコーディングによる音声認識の検討 緒方 淳, 有木 康雄 (龍谷大学) (2) 音素ペアモデルによる音素間情報の表現に関する検討 李 宝潔, 広瀬 啓吉, 峯松 信明 (東京大学) (3) 構文構造を反映した確率的言語モデル 森 信介, 西村 雅史, 伊東 伸泰 (日本アイ・ビー・エム) (4) 複数話者の発話が混在する発話系列を用いた対話理解 宮崎 昇, 平沢 純一, 中野 幹生, 相川 清明 (NTT) ●15:30 - 17:30 講演&討論会 「10年前の予測検証・ 10年後の予測討論」 (5) 10年前のパネル討論の検証 --1990年代の音声言語処理研究を振り返る-- 中川 聖一 (豊橋技科大) (6) 音声認識技術の今後の10年について --予測調査-- 河原 達也 (京大) アンケート結果 ・ 討論:10年後の技術予測 中村 哲 (ATR), 西村 雅史 (IBM), 武田 一哉 (名大), 河原 達也 (京大) パネル討論書き起こしテキスト ●18:00-20:00 懇親会 ●20:00 - 22:00 技術開発のリーダに聞く (第二回) (7) 日立の音声研究開発戦略 畑岡 信夫 (日立製作所) (8) 東芝の音声認識製品化への取り組み 松浦 博 (東芝) (9) 三菱電機における音声情報処理技術の開発 石川 泰 (三菱電機) ・ 松下電器の音声技術への取組み 二矢田 勝行 (松下電器) ・ 3年後の日常生活 千住 和宏 (マイクロソフト) [2日目] ● 8:30-10:30 研究発表2 <対話制御> (10) 効率的な音声対話制御方式に関する一考案 大森 久美子 (NTT), 東田 正信 (国際電気通信基礎技術研究所) (11) タスクに依存しないフレーム駆動型対話制御方式 奥 智岐, 西本 卓也, 荒木 雅弘, 新美 康永 (京都工繊大) (12) 文脈情報と韻律情報とを用いたあいづち語彙の使い分け --ユーザ印象の検討 塚原 渉, ワード ナイジェル (東京大学) (13) 音声対話システムにおける擬人化エージェントの挙動の数理的モデル 川本 真一, 中井 満, 下平 博, 嵯峨山 茂樹 (北陸先端大) ●10:40-12:00 国内外の動向を見る <会議報告、プロジェクト紹介> (14) {ICASSP2000}に見る世界の研究動向 武田 一哉 (名大), 徳田 恵一 (名工大), 今井 亨 (NHK), 中村 哲 (ATR), 河原 達也 (京大) ・ 音声認識コンソーシアム構想」 河原 達也 (京大), 鹿野 清宏 (奈良先端大), 武田 一哉 (名大), 伊藤 克亘 (電総研) ・ IPAの新プロジェクト:擬人化音声対話エージェント基本ソフトウェアの開発 嵯峨山 茂樹 (北陸先端大), 中村 哲 (ATR), 伊藤 克亘 (電総研), 新田恒雄 (豊橋技科大) ●13:00 - 15:00 討論会 「2000年代に何をすべきか --研究課題と取組み--」 (15) 2000年代における音声言語情報処理の研究課題 新田 恒雄 (豊橋技科大), ニック キャンベル (ATR), 鹿野 清宏 (奈良先端大), 古井 貞煕 (東工大) ●15:10-16:40 研究発表3 <対話応用> (16) 音声補完: ``{TAB}'' on Speech 後藤 真孝, 伊藤 克亘, 速水 悟 (電総研) (17) 運転中における音声対話システムの評価 清水 司, 小島 真一, 脇田 敏裕, 本郷 武朗 (豊田中央研究所) (18) 文献検索音声対話システムにおける話題知識の利用と音声応答の評価 桐山 伸也, 広瀬 啓吉, 峯松 信明 (東京大学)