第97回 音声言語情報処理研究会 (SIG-SLP)プログラム

日時: 2013年7月25日(木)・26日(金)・27日(土)
会場: 宮城県刈田郡蔵王町 遠刈田温泉 壮鳳
(〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地東裏山43-1; TEL 0224-34-3161)

○併催:電子情報通信学会および日本音響学会 音声(SP)研究会
○協賛:IEEE Signal Processing Society Japan Chapter

○ 宿泊・食事代:14,000円(1泊当り、予定)...宿泊及び 3食を含む

   SLP研究会に登録されていない方は研究会参加費が必要です.
   SP研究会に登録されていない方で資料が必要な方は別途資料代が必要です.

○送迎バスのスケジュール
7月25日 12:30仙台駅西口(12:20集合:集合場所はこちら)⇒13:40ホテル
7月27日 13:30ホテル⇒14:40仙台駅

上記スケジュールに合わない場合は公共交通機関をご利用ください。
詳細はこちらをご覧ください。
   【バスダイヤ
  【仙台駅前の停留所位置】さくら野百貨店前、34番のりば、宮城交通(高速バス村田・蔵王・遠刈田行き)

オーガナイズドセッション:「音声情報処理とニューラルネットワーク」

  3件の招待講演+関連する一般講演によるセッションを予定しております
  企画の概要:
    ディープラーニングをキーワードとした第3次ニューラルネットワークブームは音声情報処理においても大きな話題となっており、今後の多様な展開が期待される。しかしニューラルネットワークは古くから音声認識をはじめ音声情報処理に応用されてきたものの、数年前までは主流の方式ではなかった。またディープニューラルネットワークではGPUプログラミングを含めこれまでとは異なる知識が必要となる。そこでこれからニューラルネットワークを用いた研究に取り組もうとする研究者や学生を対象とし、音声情報処理におけるニューラルネットワーク利用に関する基礎的な知識を得て新たな発展に繋げることを目的としたセッションを企画する
  企画担当:篠崎 隆宏(東京工業大)
            岩野 公司(東京都市大)
            藤本 雅清(NTT)
            成田 知宏(三菱電機)

● 7月25日

・雑音対策(14:10〜16:10)
SP-1   断片的な環境測定に基づく雑音除去の検討
       ○町田晃平・伊藤彰則(東北大)
SP-2   Single Channel Dereverberation by Feature Mapping Using Limited
       Stereo Data
       ○Aditya Arie Nugraha(Toyohashi Univ. of Tech.)
       Kazumasa Yamamoto(Toyota Nat. Coll. of Tech./Toyohashi Univ. of Tech.)
       Seiichi Nakagawa(Toyohashi Univ. of Tech.)
SP-3   騒音環境下音声認識に対する識別的アプローチの有効性 第2回CHiMEチャレンジ
       ○太刀岡勇気(三菱電機)・渡部晋治・ルルー ジョナトン・ハーシー ジョン(MERL)
SLP-1  Denoising Autoencoder を用いた残響下大語彙音声認識の検討
       ○小宮山大樹・石井敬章(千葉大)・篠崎隆宏(東工大)・堀内靖雄・黒岩眞吾(千葉大)

・話者(16:30〜18:00)
SLP-2  効率的なサンプリング手法を用いた話者モデリング
       ○俵直弘・小川哲司(早稲田大)
       渡部晋治(Mitsubishi electric research laboratories)・中村篤(NTT)
       小林哲則(早稲田大)
SLP-3  Fusing deep speaker specific features and MFCC for robust speaker
       verification
       ○Price Ryan・Biswas Sangeeta
       Shinoda Koichi(Tokyo Institute of Technology)
SP-4   出力特徴量の状態識別と長時間特徴量を用いた区分的線形変換による声質変換
       ○池島 純・鈴木雅之・齋藤大輔・峯松信明・広瀬啓吉(東大)

・夕食後
SP企画「音泉居酒屋 遠刈田支店」
 学生・若手研究者からベテランまで集まって日常を忘れて語り合える場,それが音泉居酒屋.ひとつのお題についてざっくばらんに語り合い,参加者全員の思いや考えを共有することで新しい種が生み出される,そんな空間が音泉居酒屋です.
  ※本セッションではワールドカフェという対話形式の話し合い手法を用います.
    ワールドカフェについては,こちらをご参照ください.
    http://world-cafe.net/about-wc.html
           

● 7月26日

・言語モデル(9:00〜11:00)
SLP-4  述語項構造を介したWebテキストからの文選択に基づく言語モデルの評価
       ○吉野幸一郎・森信介・河原達也(京大)
SLP-5  生成型アプローチによるLatent Words Language ModelのN-gram近似
       ○増村亮・政瀧浩和・大庭隆伸・吉岡理・高橋敏(NTT)
SLP-6  統計的言語モデルにおける確率的潜在意味解析の学習初期化手法の一検討
       ○大島寛史・川端豪(関西学院大)
SP-5   重みベクトルの適応的正則化に基づく発音推定
       ○久保慶伍・サクティ サクリアニ・グラム ニュービッグ・戸田智基・中村 哲(奈良先端大)
           
・音声対話・検索(11:20〜12:20)
SP-6   質問応答データベースに基づくマルチタスク音声対話システムのタスク作成実験
       三宅真司・○伊藤彰則(東北大)
SLP-7  ベイズリスク最小化音声認識の複数仮説を用いた音声検索
       ○南條浩輝・古谷遼(龍谷大)

・オーガナイズドセッション(13:20〜15:20)
SP-7   [招待講演]再訪:ニューラルネットワークによる音声処理
        ○中川聖一(豊橋技科大)
SP-8   [招待講演]確率的ディープラーニング入門
        ○安田宗樹(山形大)

・オーガナイズドセッション(15:40〜16:40)
SLP-8  Deep Neural Networkに基づく日本語音声認識の基礎評価
       ○神田直之・武田龍・大淵康成(日立製作所)
SLP-9  CSJを用いた日本語講演音声認識のためのDNN-HMMの評価
       ○三村正人・河原達也(京大)

・オーガナイズドセッション(17:00〜18:00)
SP-9   [招待講演]音声認識の為のディープニューラルネットワーク学習
        ○松田繁樹(NICT)


・夕食後
SLP企画「DNNに関する世界の研究動向:ICASSPの発表より」
河原達也、神田直之、篠田浩一、篠原雄介、松田繁樹(予定)


● 7月27日
・ロボット対話(9:00〜10:30)
SLP-10 多人数会話ファシリテーションロボットの主導権奪取手続き
       ○秋葉巌・松山洋一・小林哲則(早稲田大)
SP-10  音声操作ロボットの動作とユーザ発話の音響的特徴との関係の分析
       ○戸塚典子・伊藤彰則(東北大)
SLP-11 音声対話インタフェースにおけるロボットエージェントの優位性の評価
       玉川聡(豊橋技科大)・○山本一公(豊田工高専/豊橋技科大)・中川聖一(豊橋技科大)

・マルチモーダル(10:50〜12:20)
SP-11  Articulatory features based talking heads using speech inversion
       Atef Ben-Youssef・○Hiroshi Shimodaira・David A. Braude(Univ. Edinburgh)
SLP-12 ポスター会話における聴衆のマルチモーダルな振る舞いに基づく興味・理解度の推定
       ○河原達也・林宗一郎・高梨克也(京大)
SLP-13 Effect of Captioning Lecture Videos for Learning in Foreign Language
       ○Ferdiansyah Veri・Nakagawa Seiichi(Toyohashi University of Technology)

※音声研究会研究奨励賞対象者の発表は,(SP-1)(SP-3)(SP-4)(SP-5)(SP-10)です。

照会先:(☆を@に直してください)
SP研究会 鈴木 基之(大阪工業大学)
E-mail: moto☆m.ieice.org
SLP研究会 伊藤 彰則(東北大学)
E-mail: aito☆spcom.ecei.tohoku.ac.jp

★各種選奨
SLPに申込まれた場合は,自動的に山下記念研究賞の選奨対象となります.

SPに申し込まれた場合,第1著者として発表を申し込み、発表時に電子情報通信学会または日本音響学会の会員であり,2013年度末時点で35才以下の発表者の方は,音声研究会研究奨励賞の選奨対象となります.選奨対象である場合は,上記申込システムによる入力時,研究会アンケートの研究奨励賞の欄にチェックを入れて下さい.

★ 研究会登録のご案内
年に2回以上の参加を見込まれる方は登録される方が(ほぼ)お得になります.研究会登録は

 http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/toroku.html

から行えます.

SIG-SLPトップ