情報処理学会 音声言語情報処理研究会(SIG-SLP)は,1994年に発足しましたが,このたび第100回の節目を迎えることになりました.この20年の間に,音声言語処理は目覚ましい進歩を遂げ,20年前には夢だったことの多くが実現するに至っています.その反面,世の中での普及の点からは課題も多く存在します.そこでSLP第100回記念大会はシンポジウム形式で開催し,歴代主査全員を含めて第一線の方々に勢揃いして頂き,音声言語情報処理の過去20年,現在,そして未来を俯瞰し議論する場として企画しました. |
オープニング (16:00-16:03)(夕食)
第一部 (16:04-16:40)
モデレータ: 森勢 将雅 (山梨大)
鈴木 直人 (東北大): "ARキャラクタとの英会話練習時における交替潜時のタイムプレッシャーによる制御"
千葉 祐弥 (東北大): "マルチモーダル情報を使った音声対話システムのユーザ状態推定"
中島 陽祐 (名工大): "クラウドソーシングを用いたインタラクティブな音声対話システムのための大規模主観評価プラットフォームの構築"
西村 良太 (名工大): "楽しい音声対話システムを作りたい!"
原 直 (岡山大): "地理情報を活用したモバイル音声対話システムに関する研究"
堀田 尚希 (名古屋大): "発話の誤分割を修復する音声対話システム"
松山 洋一 (早稲田大): "多人数会話ファシリテーションロボット"
吉野 幸一郎 (京都大): "ユーザの焦点に適応的な音声によるニュース案内システム"
Yuan Liang (東工大): "Error Correction Interface for Speech Recognition"
第二部 (16:44-17:20)
モデレータ: 原 直 (岡山大)
川渕 将太 (名古屋大): "音楽における個人性の信号処理的モデル化"
小林 和弘 (奈良先端大): "統計的手法に基づく歌声声質変換"
白鳥 大樹 (山梨大): "危機的状況を瞬時伝達する警報音の合成を目指した音響パラメータ制御の検討"
田中 宏 (奈良先端大): "スペクトル補正及び統計的音源生成に基づくハイブリッド電気音声強調法"
田中 宏季 (奈良先端大): "自閉症スペクトラム児と定型発達児のナレーティブ発話分析"
俵 直弘 (早稲田大): "MCMC法に基づく話者モデリング"
西田 昌史 (同志社大): "最近の研究内容について"
橋本 浩弥 (東京大): "日本語アクセントに基づく基本周波数パターンの区分線形回帰とHMM音声合成への適応"
Sangeeta Biswas (東工大): "Clustering i-Vectors for Training PLDA Models in Speaker Verification"
第三部 (17:24-18:00)
モデレータ: 齋藤 大輔 (東京大)
秋田 祐哉 (京都大): "音声言語処理技術を用いた講義・講演の字幕付与"
市川 賢 (名古屋大): "クエリ拡張と音節認識結果を併用した音声ドキュメント検索"
桂田 浩一 (豊橋技科大): "高速で高精度な音声ドキュメント検索システムの開発と試験運用"
柏木 陽佑 (東京大): "Deep Neural Networkを用いたクリーン音声状態識別による雑音環境下音声認識"
張 聡穎 (東京大): "Using Phonetic Context for Continuous Speech Recognition with Invariant Structure"
ポンキッティパン ティーラポン (東京大): "日本人英語音声を対象とした単語了解度の自動予測"
長野 雄 (東北大学): "省リソースな計算機のための音声認識における演算量の削減"
増村 亮 (NTT): "言語モデリングにおける学習データの課題を解決するための2つのアプローチ"
森勢 将雅 (山梨大): "Deep neural networkによる音声認識に適した特徴量抽出の検討"